実業団委員会
ごあいさつ
公益財団法人日本テニス協会 会長 山西 健一郎
今年も、実業団日本一を決める第38 回テニス日本リーグを盛大に開催できますことを大変嬉しく思うとともに、長く厳しい戦いを経てこの場に集った選手、監督、コーチの皆さん。彼らを支え、応援されているご家族や同僚、友人の皆さま。そして実業団テニスの活動にご理解とご支援をいただき、その発展にご尽力を頂戴している各企業の皆さまに、心より出場のお祝いを申し上げます。さて、2023年の我が国テニス界も話題の多い年となりました。木下グループジャパンオープン男子大会における望月慎太郎選手の快進撃は記憶に新しく、東レ パン パシフィック オープンテニスでは、WTA ランキング1 位に君臨していたシフィオンテク選手が観衆を魅了し、また、引退を表明していた土居美咲選手の敢闘には、心を揺さぶられました。そして、今年から名をあらためた木下グループジャパンオープン女子大会では、選手たちは酷暑のなか精一杯のパフォーマンスを繰り広げてくれました。
テニス日本リーグに於いても、四大大会に出場経験のある選手をはじめとする国内トップクラスの皆さんが、日本における団体戦の最高峰を目指し、熱い戦いを見せてくれると期待しています。
私も会場や、インターネットライブ配信を通じ、多くのテニスファンの皆さまとともに観戦し、声援を送りたいと思います。
最後になりましたが、ご後援をいただいております日本経済新聞社様。ヨネックス株式会社様をはじめとする多くの協賛会社様。大会開催・運営にご尽力を頂戴しております、すべての関係者の方々に心よりの感謝を申し上げるとともに、ご参集の皆さまのご健勝をお祈りし、私のあいさつとさせていただきます。
公益財団法人日本テニス協会 実業団委員会 委員長 矢澤 猛
国内最高峰の実業団チーム戦でありますテニス日本リーグが、厳しいコロナ禍を切り抜けて、引き続き今年も日本テニス協会の今年度最後のビッグイベントとして開催出来る事を嬉しく思います。男子は上位4 チーム、女子は上位2 チームがテニス日本リーグに昇格できる、今年10 月に広島広域公園テニスコートにて開催された第37 回全国実業団対抗テニストーナメントでは、非常に白熱した多くの試合が繰り広げられました。 男子は日本リーグシード4 チームのうち3 チームが復帰にならず、女子は初参加の2 チームが日本リーグに入るなど波乱の多い大会となりました。今年の日本リーグは非常に興味深い素晴らしい大会となる予感がしています。日本リーグに昇格を果たしたチームの皆さん、また昨年見事残留されたチームの皆さん、そして昨年の決勝リーグチーム皆さん、その努力と活躍に敬意を表し祝福させていただきますと共に、今年の練習成果を思う存分に発揮され、応援の皆さんに素晴らしいテニスを披露しつつ、来年2 月の東京体育館での決勝トーナメン ト出場、更に日本一の優勝目指して頑張ってください。
コロナ感染症が5類となりコロナ禍が収束したような感覚になってはおりますが、まだまだ感染者は多いように見受けられ、またインフルエンザも益々猛威を振るうような予測もあります。健康維持には各自充分に気を付けていただき、元気な姿でお会い出来ることを楽しみにしております。
最後になりましたが、長年に亘ってご後援を賜っております日本経済新聞社様、ご協賛頂いておりますヨネックス株式会社様をはじめ、主管いただきます各地域協会、都県協会の皆さま、並びに関係者の皆さまにお礼を申し上げましてご挨拶とさせていただきます。
テニス実業団委員会とは
公益財団法人日本テニス協会ツアー機構・事業推進本部に所属する専門委員会であり、「各企業に所属する従業員および公務員等を含む実業団テニス」の活性化を図ることを主目的にしています。それぞれの実業団チームは各都道府県協会に加盟登録し、地区・地域大会を経て全国大会に進出してきます。実業団委員会は地区・地域協会と連携し送り出されてきたチームによる2つの全国大会とテニス日本リーグを組織・運営しており、その充実を図ります。また、各企業の職場におけるテニス活動の活性化にいかに寄与できるかを考えていきます。