実業団委員会
ごあいさつ
公益財団法人日本テニス協会 会長 山西 健一郎
今年も、実業団日本一を決める第39 回テニス日本リーグを盛大に開催できますことを大変嬉しく思うとともに、長く厳しい戦いを経てこの場に集った選手、監督、コーチの皆さん。彼らを支え、応援されているご家族や同僚、友人の皆さま。そして実業団テニスの活動にご理解とご支援をいただき、その発展にご尽力を頂戴している各企業の皆さまに、心より出場のお祝いを申し上げます。さて、2024 年の日本テニス界は、パリ・パラリンピック競技大会における小田凱人選手、上地結衣選手の金メダル獲得や、女子ナショナルチームのビリー・ジーン・キングカップファイナル出場。復帰した錦織圭選手のデビスカップワールドグループ1 部戦やジャパンオープン男子大会での活躍に、続く男女新世代選手たちの台頭と、世界を相手に熱い戦いを見せてくれました。
テニス日本リーグに於いても、四大大会に出場経験のある選手をはじめとする国内トップクラスのプロとともに、企業に勤め日頃の業務とテニスを両立させて出場する選手たちが一丸となって、日本における団体戦の最高峰を目指し、熱い戦いを見せてくれると期待しています。
私も会場や、インターネットライブ配信を通じ、多くのテニスファンの皆さまとともに観戦し、声援を送りたいと思います。
最後になりましたが、ご後援をいただいております日本経済新聞社様。ヨネックス株式会社様をはじめとする多くの協賛会社様。大会開催・運営にご尽力を頂戴しております、すべての関係者の方々に心よりの感謝を申し上げるとともに、本大会をご観戦の皆さまのご健勝をお祈りし、私のあいさつと させていただきます。
公益財団法人日本テニス協会 実業団委員会 委員長 矢澤 猛
今年もテニス日本リーグが関係者の皆様のご尽力によって盛大に開催出来る事を大変嬉しく思います。昨年度に残留されたチームの皆さん、そして広島市にて10月に開催された全国実業団対抗テニストーナメントにて見事日本リーグに昇格、復帰したチームの皆さんに心よりお祝い申し上げます。
特に男女ともに初優勝を獲得しましたONEDROP チーム(男子)、センコーグループチーム(女子)の皆さん、おめでとうございます。
今年はパリ・オリンピック、デビスカップ、BJK 杯等、多くの日本国旗を背負ってのテニス国際大会が開催されました。特にデビスカップ、BJK 杯は団体戦として援団と共に熱気ある素晴らしい試合が繰り広げられました。本大会も国内最高峰の社旗を背負っての実業団チーム戦であります。旗を背負っての団体戦特有の雰囲気はその国際大会とほぼ同じように思います。初めて本大会を観戦された方々には、個人戦とは違った凄まじい応援合戦に驚くと同時に、こんなに楽しく素晴らしい大会だとは知らなかったと仰っていただいています。選手の皆さんもこの特有な盛り上がりを是非楽しんで頂き、日頃の練習成果を存分に発揮し、素晴らしいテニスを披露していただきたいと思います。そして優勝目指して頑張ってください。
皆さんご存知のように、テニス日本リーグは2024 年12 月5 日からの1stステージ、2025 年1 月22 日からの2nd ステージ、2025 年2 月14 日からの 決勝トーナメントの日程で長期間にわたり開催されます。コロナが収束したとは言え、まだまだ感染者は多いとの情報や、インフルエンザ等、様々な感染症が流行っているとの情報を聞いております。寒い季節での長期間にわたる大会となりますので、選手の皆さんには、体調管理には充分注意していただきたいと思います。
我々実業団委員会の運営チームも毎年より良い最高の大会を目指して頑張っていますので、チームの皆さんも円滑な大会運営が出来るよう、挨拶文で申し上げるのは大変恐縮ではありますが、ご協力をお願い致します。
最後になりましたが、長年に亘ってご後援を賜っております日本経済新聞社様、ご協賛頂いておりますヨネックス株式会社様をはじめ、主管いただきます各地域協会、都県協会の皆さま、並びに関係者の皆さまにお礼を申し上げまし てご挨拶とさせていただきます。
テニス実業団委員会とは
公益財団法人日本テニス協会ツアー機構・事業推進本部に所属する専門委員会であり、「各企業に所属する従業員および公務員等を含む実業団テニス」の活性化を図ることを主目的にしています。それぞれの実業団チームは各都道府県協会に加盟登録し、地区・地域大会を経て全国大会に進出してきます。実業団委員会は地区・地域協会と連携し送り出されてきたチームによる2つの全国大会とテニス日本リーグを組織・運営しており、その充実を図ります。また、各企業の職場におけるテニス活動の活性化にいかに寄与できるかを考えていきます。